
十和田バラ焼きは、牛のバラ肉と大量のタマネギを甘辛い醤油ベースのタレで鉄板焼きにする、十和田市民のソウルフードです。1950年代、隣接する三沢市の在日米軍基地前に立ち並んだ屋台で誕生したと伝えられています。当時、米軍関係者が食用に飼育していた牛のうち、ステーキ用の赤身肉を取った後の脂の多いバラ肉やモツが安く払い下げられ、それを朝鮮半島にルーツを持つ人々がプルコギを参考にタマネギをふんだんに使って調理したのが始まりとされます。1958年の地元紙広告には「牛肉のバラ焼き」の記述が見られ、その後十和田市へと伝わり爆発的に広まりました。現在では市内40店舗以上で提供され、店ごとに異なるタレの味わいを楽しめます。
発祥
1950年代、三沢市の在日米軍基地前に並んだ屋台が発祥とされます。米軍関係者が自家用に飼育していた牛からステーキ用の赤身肉を取った後、脂の多いバラ肉やモツが安く払い下げられ、これを朝鮮半島にルーツを持つ人々がプルコギを参考にタマネギを大量に使って調理したのが始まりと伝えられています。
歴史
1958年の地元紙広告に「牛肉のバラ焼き」という記述が見られることから、この頃までに料理として定着していたことがうかがえます。三沢で生まれたバラ焼きはその後隣接する十和田市に伝わり、市内で爆発的に広まりました。現在は十和田市を代表するご当地グルメとして知られ、B-1グランプリでゴールドグランプリを受賞するなど全国的な知名度も獲得しています。
特徴
牛バラ肉と大量のタマネギを、醤油をベースにした甘辛いタレで鉄板の上で炒め焼きにするのが基本の調理法です。安価な部位を美味しく食べる工夫から生まれたため、タマネギの甘みと脂の旨みを一体化させたタレの配合に各店の個性が表れ、味を競い合っています。
有名店
食道園
青森県十和田市東三番町1-43
十和田バラ焼き発祥の店とされる老舗焼肉店。バラ焼700円前後(2008年時点情報)
司バラ焼き大衆食堂
青森県十和田市稲生町15-41
十和田市現代美術館近くの人気店。十和田バラ焼き900円前後