大手まんじゅう

Ote Manju

大手まんじゅう 1

画像: Wikimedia Commons

大手まんじゅう(大手まんぢゅう)は、天保8年(1837年)創業の菓子舗「大手饅頭伊部屋」が作る岡山を代表する酒饅頭です。備前米から仕込んだ甘酒を生地に練り込み、北海道産小豆の漉し餡を薄い皮で包んで蒸し上げたもので、甘酒のほのかな香りとコクが上品な甘さの餡と調和した味わいが特徴です。店は岡山城の大手門近くの京橋町に構えられたことから「大手まんじゅう」と名付けられ、江戸時代には岡山藩主・池田家の茶会にも備前焼の茶器とともに供されていたと伝えられています。以来、岡山藩ゆかりの銘菓として親しまれ、現在も岡山土産の代表格として広く販売されています。

発祥

大手まんじゅうは天保8年(1837年)、伊部屋永吉が岡山城下の京橋町に菓子舗を開いたことに始まります。店が岡山城の正門「大手門」に近い場所にあったことから、備前岡山藩主・池田家が主力商品に「大手饅頭」の名を与えたと伝えられ、以来この名で呼ばれるようになりました。

歴史

大手まんじゅうは池田家の茶会で備前焼の茶器とともに供されるなど、藩主にも愛された銘菓として発展してきました。創業以来、備前米から仕込む甘酒作りと餡づくりにこだわる製法が受け継がれ、現在も「大手饅頭伊部屋」が本店を構えて製造・販売を続けています。地元では日本三大饅頭の一つに数えられることもあり、岡山土産の代表格として親しまれています。

特徴

備前米を糀から仕込み、日数をかけて醸した甘酒を生地に混ぜ込むのが最大の特徴で、香り高く発酵させた皮で北海道産小豆の漉し餡を薄く包んで蒸し上げます。甘酒のコクが餡の上品な甘さと調和し、まろやかな後味に仕上がります。素材と製法にこだわった昔ながらの酒饅頭です。

有名店

大手饅頭伊部屋 京橋本店

岡山県岡山市北区京橋町8-2

天保8年(1837年)創業、大手まんじゅう発祥の本店。大手まんぢゅう10個入り972円程度(税込)。

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よくある質問

Q. 「大手まんじゅう」の「大手」とはどういう意味?

A. 岡山城の正門にあたる「大手門」に由来するといわれます。店が大手門に近い京橋町にあったことから、備前岡山藩主・池田家が主力商品にこの名を与えたと伝えられています。

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