赤こんにゃく

Aka-konnyaku

赤こんにゃく 1

画像: Wikimedia Commons

赤こんにゃくは、滋賀県近江八幡市の特産品として知られる、鮮やかな赤色に着色されたこんにゃくです。食品添加物として認められている三二酸化鉄という鉄分で染められており、煮ても色落ちしにくく、シコシコとした独特の食感が特徴です。誕生の由来には諸説あり、派手好きだったとされる織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせた、あるいは信長の赤い陣羽織にあやかったなど複数の言い伝えが残りますが、確実な出典は定かではありません。1940年発行の『滋賀県八幡町史』には、古老の話としてトウキビの皮を煎じて着色したとの記述があり、明治以降は食紅が使われ、1971年に三二酸化鉄の使用が認められて以降、現在の製法が定着しました。煮物や田楽、刺身など幅広い料理に使われ、近江八幡を訪れた際の定番土産としても親しまれています。

発祥

赤こんにゃくの誕生には諸説があり、派手好きだったと伝わる織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせたという説や、信長の赤い陣羽織にあやかったという説、近江商人が全国を行脚するなかで着想を得たという説などが語り継がれていますが、いずれも確実な史料による裏付けはなく、はっきりしたことは分かっていません。

歴史

1940年発行の『滋賀県八幡町史』には、古老の話としてトウキビの実の皮を煎じて着色したとの記述が残っています。明治以降は食紅による着色が行われるようになり、1971年に滋賀県のこんにゃく用として食品添加物の三二酸化鉄の使用が認められたことで、現在まで続く製法が確立しました。

特徴

三二酸化鉄という鉄分由来の着色料で染められているため、加熱調理をしても色が抜けにくいのが特徴です。一般的なこんにゃくよりもシコシコとした歯ごたえが強く、味がしみ込みやすいことから、煮物や田楽、おでん、刺身こんにゃくなど幅広い料理に使われています。

主な食材

こんにゃく芋(こんにゃく粉)三二酸化鉄(着色料)凝固剤

食文化

近江八幡の家庭や祭りの席では日常的に使われる食材で、地元では特別なものというより日々のおかずの一部として定着しています。独特の赤色は近江八幡を象徴する食文化の一つとなっています。

有名店

乃利松食品 吉井商店

滋賀県近江八幡市為心町上21

1891年(明治24年)創業の老舗。独自製法の八幡赤こんにゃくを製造・販売する

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味付き赤こんにゃく煮物用にあらかじめ味付けされた赤こんにゃく。土産物店や道の駅などで販売され、近江八幡観光の定番土産の一つとなっている。

よくある質問

Q. 赤こんにゃくは本当に織田信長が由来なのですか。

A. 派手好きな織田信長にちなむという説は広く語られていますが、史料による確実な裏付けはなく、複数ある伝承のひとつとされています。着色の記録としては、こんにゃく皮を用いた染色に関する昭和期の記述が残っています。

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