
三線は蛇皮を張った胴に木製の棹を通した三弦の弦楽器で、沖縄の音楽・芸能に欠かせない存在です。14世紀末頃、中国福建省の弦楽器「三弦」が交易を通じて琉球王国に伝わり、久米村(現在の那覇市久米)を拠点に琉球独自の楽器として発展したのが起源とされます。15世紀以降、琉球の士族の間で広まり、宮廷の饗宴音楽や芸能の伴奏楽器として発展を遂げました。棹の形状には琉球王国時代の名工の名を冠した「真壁型」「南風原型」「与那城型」など7つの伝統的な型があり、黒木(くるち)などの木材を使った棹に、ニシキヘビの皮を張った胴を組み合わせて作られます。三線の職人による工房・組合が製作技術を今に伝えており、2018年に国の伝統的工芸品に指定され、2012年には沖縄県の伝統工芸製品にも指定されています。価格帯は入門用が数万円から、高級な蛇皮張り・銘木仕様のものは数十万円以上に及び、選ぶ型や素材によって音色や見た目が大きく異なるのも魅力です。
発祥
14世紀末頃、中国福建省の弦楽器「三弦」が交易を通じて琉球王国に伝わったのが起源とされます。福建から渡来し久米村(現在の那覇市久米)に住んだ人々、いわゆる久米三十六姓が伝えた三弦音楽が、琉球在来の音楽文化と結びつきながら独自の楽器へと変化していったと考えられています。
歴史
15世紀、琉球王国の統一を経て中国大陸や東南アジアとの交易が盛んになるなか、三弦は琉球化して「三線」と呼ばれるようになり、士族の間で広まりました。宮廷の饗宴音楽や琉球芸能の伴奏楽器として発展を遂げ、棹の型には歴代の名工の名が冠されるようになりました。2012年に沖縄県の伝統工芸製品に指定され、2018年には国の伝統的工芸品にも指定されています。
特徴
黒木(くるち)などの木材を丁寧に成形した棹と、ニシキヘビの皮を張った胴、カラクイ(糸巻き)から構成され、3本の絃はそれぞれ太さが異なります。棹の形状によって「真壁型」「南風原型」「与那城型」など7つの伝統的な型に分かれ、型ごとに音色や佇まいの印象が異なる点が特徴です。
使用される素材
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職人・工房
購入方法
- 三線組合 直営店(三線組合onlineSHOP)
- 初心者向けのユシ木モデルが7万円程度〜、黒木・本皮仕様の高級品は50万円を超えるものまで幅広く扱う。組合オリジナルモデルは88,800円。購入先を見る →PR
体験施設
よくある質問
Q. 三線の型にはどんな種類がありますか?
A. 琉球王国時代の名工の名を冠した「真壁型」「南風原型」「与那城型」など7つの伝統的な型があり、棹の曲線や太さによって音色や佇まいが異なる。