宇都宮餃子

Utsunomiya Gyoza

宇都宮餃子 1

画像: Wikimedia Commons

宇都宮餃子は、栃木県宇都宮市を中心に食べられているご当地餃子で、日本有数の「餃子の街」として全国に知られています。第二次世界大戦中、宇都宮に駐屯していた陸軍第14師団の将兵が満州(現・中国東北部)などへ派遣され、現地で本場の餃子文化に触れたことがきっかけとされ、終戦後の復員に際して製法を持ち帰り、市内に広まったといわれています。1991年には業者団体「宇都宮餃子会」が発足し、餃子像の設置や餃子マップの作成、毎年秋開催の「宇都宮餃子祭り」などの活動を通じて、家計調査の餃子購入額日本一を追い風に町おこしを展開してきました。キャベツやニラ、ねぎなどの野菜をたっぷり使い、にんにくを控えめにした甘みのある餡が特徴で、市内には200店以上の餃子店がひしめき、焼き・水・揚げとさまざまな食べ方で楽しまれています。

発祥

宇都宮が餃子の街になった発端は、第二次世界大戦中に市内へ駐屯していた陸軍第14師団にあるとされます。満州を衛戍地としていたこの部隊の将兵や関係者は、現地で本場の餃子に親しみ、終戦後の復員の際にその製法を宇都宮へ持ち帰りました。1951年頃、JR宇都宮駅近くに開店した店が市内で最初に餃子を提供したとされ、その後専門店が相次いで誕生していきました。

歴史

戦後、宇都宮市内には「宇都宮みんみん」や「正嗣」など餃子専門店が次々と開業し、庶民の味として定着していきました。1991年、宇都宮市が家計調査年報の「餃子購入額」で全国上位の常連であることに着目した観光課の提案から、業者団体「宇都宮餃子会」が発足しました。1994年にはテレビ番組の企画で餃子像がJR宇都宮駅前に設置されるなど、官民一体のPR活動によって「餃子の街」としての知名度を全国区に押し上げました。

特徴

宇都宮餃子は、キャベツ・ニラ・ねぎなどの野菜をふんだんに使い、にんにくを控えめにした甘みのある餡が特徴です。豚肉や国産野菜を用いる店が多く、羽根つきの焼き餃子のほか、水餃子・揚げ餃子と食べ方のバリエーションも豊富です。市内には200店以上の餃子店がひしめき、専門店ごとに皮の厚さや餡の配合、たれの味付けに個性があり、食べ比べを楽しむ観光客も多く訪れます。

主な食材

豚肉キャベツニラねぎにんにくしょうが餃子の皮

食文化

夏暑く冬寒い内陸性の気候から、スタミナ食として餃子が好まれてきた土地柄に加え、家計調査の餃子購入額で全国上位を争う「餃子の街」としての誇りが市民に根付いています。休日には家族や友人と餃子店を食べ歩く文化が定着し、餃子はご当地グルメであると同時に日常食としても親しまれています。

家庭料理との違い

家庭では市販の皮とひき肉で手軽に作られますが、専門店では自家製の皮づくりや野菜の下処理にこだわり、羽根つき焼き餃子など見映えのする調理法が用いられます。来らっせのように複数店の味を一度に食べ比べられる施設がある点も、専門店ならではの楽しみ方です。

有名店

宇都宮みんみん 本店

栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3

1958年創業、宇都宮餃子の代表格とされる老舗店。JR宇都宮駅から徒歩15分ほどの馬場通り沿いにあり、行列必至の人気を誇る。焼餃子6個230円程度〜と手頃な価格で親しまれる

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正嗣 宮島町本店

栃木県宇都宮市馬場通り4-3-1

みんみん本店から徒歩30秒ほどの場所にある、餃子のみを扱うシンプルな専門店。メニューは焼餃子・水餃子の2種類のみで6個280円程度〜。地元客からも支持される行列必至の人気店

来らっせ 本店

栃木県宇都宮市二荒町5-11

宇都宮餃子会が運営するアンテナショップで、二荒山神社近くに位置する。香蘭・みんみん・めんめんなど市内の人気5店の常設ブースに加え、日替わりで加盟店の餃子を食べ比べできる

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冷凍生餃子(宇都宮餃子会加盟店)宇都宮駅構内の売店や来らっせでは、みんみんなど加盟店の冷凍生餃子が購入でき、自宅でも本場の味を再現できる。宇都宮餃子会の公式通販でもクール便で全国発送しており、旅行の記念に自宅用としても人気が高い。購入先を見る →PR
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