トルコライス

Toruko Rice (Nagasaki Western-style Combination Plate)

トルコライス 1

画像: Wikimedia Commons

トルコライスは、長崎市を中心に親しまれている洋食です。ピラフ、スパゲッティ・ナポリタン、トンカツの3品を一皿に盛り合わせるのが基本の形です。トンカツには、デミグラスソースやカレーソースがかけられます。ただし決まった定義はなく、ご飯もの・パスタ・洋風のおかずを組み合わせれば、トルコライスとして通用するとされます。ピラフをドライカレーやチャーハンに替えたり、カツの代わりにハンバーグをのせたりと、組み合わせは店ごとにさまざまです。名前に「トルコ」と付きますが、トルコ料理との関係ははっきりしません。名前の由来には複数の説があり、どれも確定していません。大正時代から続く喫茶店や、繁華街の洋食店などで味わえます。

発祥

トルコライスは、1950年代ごろに長崎で生まれたとされます。ただし、最初に出した店や名前の由来ははっきりしていません。説の一つでは、神戸で冷やご飯を使った焼き飯が「トルコ風ライス」と呼ばれ、それを知る料理人を通じて長崎の店のメニューに入ったとされます。長崎にあった「レストラントルコ」という店のワンプレート料理が広まったという説もあります。

歴史

トルコライスは、長崎の洋食店や喫茶店で出されるうちに、地元の定番料理になりました。2013年には、長崎の料理人がトルコを訪れてこの料理を紹介したところ、豚肉を食べない人が多いことなどを理由に難色を示されたと報じられました。報道では、長崎市の公式サイトにも、トルコとの関係があるかは不明と書かれていると伝えられています。

特徴

基本はピラフ、ナポリタン、トンカツの組み合わせですが、明確な決まりはありません。ピラフは、当初はドライカレーが主流だったともいわれます。今もドライカレーやチャーハンを使う店や、カツにカレーソースをかける店があります。サラダが同じ皿に添えられることもあります。一皿で何種類もの洋食を楽しめるのが魅力で、店ごとの違いを食べ比べる楽しみもあります。トルコライスだけで10種類ほどをそろえる喫茶店もあります。

主な食材

ピラフ(ドライカレーやチャーハンの場合も)スパゲッティ・ナポリタントンカツデミグラスソースまたはカレーソースサラダ

有名店

ツル茶ん

長崎県長崎市油屋町2-47

1925年(大正14年)創業で、九州最古の喫茶店ともいわれます。ピラフとナポリタン、ポークカツにカレーソースをかけた「昔なつかしトルコライス」が一番人気で、旅行ガイドでは1,780円と紹介されています。凍らせて食べる長崎風ミルクセーキも名物です。価格は変わることがあります。

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ビストロ ボルドー

長崎県長崎市浜町8-28 インポートビル2・3階

浜町アーケードにある洋食店で、トルコライス発祥の店の一つとして紹介されています。ピラフとトンカツ、トマトソースのパスタを合わせ、デミグラスソースをかけた「トルコ風ライス」が看板です。旅行ガイドでは1,672円と紹介されています。価格は変わることがあります。

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レストランメイジヤ

長崎県長崎市浜町3-18 メイジヤビル2階

浜町のアーケード街にある洋食レストランです。旅行ガイドでは、トルコライスのおいしい店の一つとして、「よくばりトルコライス」が1,200円と紹介されています。買い物の合間に立ち寄りやすい場所にあります。価格は変わることがあります。

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よくある質問

Q. 「トルコライス」という名前の由来は何ですか?

A. はっきりした由来は分かっていません。三色を意味する「トリコロール」がなまったという説や、ピラフをアジア、スパゲッティを西洋に見立て、その間にあるトルコの名を付けたという説があります。トルコ料理のピラウ(ピラフ)に由来するという説もありますが、どれも確定していません。

Q. 長崎以外にもトルコライスはありますか?

A. 大阪や横浜などにも「トルコライス」と呼ばれる料理があるとされます。ただし中身は異なり、ケチャップライスにカツをのせてソースをかけたものなど、地域ごとに別の料理になっています。ピラフ・ナポリタン・トンカツの盛り合わせは、長崎のスタイルです。

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