かしわのすき焼き

Kashiwa no Sukiyaki

かしわのすき焼き 1

かしわのすき焼きは、農林水産省「うちの郷土料理」にも掲載される奈良県の郷土料理で、鶏肉を使ったすき焼きです。関西地方では食用の鶏肉を「かしわ」と呼びますが、これは鶏の茶褐色の羽色が柏の葉に似ていることに由来するとされます。天満宮の守護神が牛であることから、天神さんの秋祭りの祝いの席では牛肉ではなく鶏肉のすき焼きが振る舞われてきたと伝わり、祝い事や来客をもてなす際のごちそうとして各家庭で作られてきました。現在は、戦前に名声を博した「大和のかしわ」の味を再現すべく奈良県が開発した「大和肉鶏」を使うことが多く、コクと旨味、程よい脂の乗った肉質が持ち味です。生卵や温泉卵をつけて食べ、仕上げに三輪素麺を加える食べ方も親しまれています。

発祥

関西では鶏肉を「かしわ」と呼びますが、これは鶏の羽の茶褐色が柏の葉の色に似ていることに由来するという説があります。天満宮の守護神が牛であることから、天神さんを祀る秋祭りの祝いの席では牛肉の代わりに鶏肉のすき焼きが食べられるようになったと伝えられています。

歴史

祝い事や来客をもてなす「ハレの日」の料理として、奈良県内の家庭で受け継がれてきました。戦前には「大和のかしわ」として肉質の良さで名声を博していましたが、その味を復活させるため奈良県が試行錯誤の末に開発したのが地鶏「大和肉鶏」で、現在のかしわのすき焼きに広く使われています。

特徴

鶏肉、白菜、しらたき、焼き豆腐、ねぎ、しいたけ、大和きくななどを割り下で煮ながら食べるすき焼きで、割りほぐした生卵や温泉卵をつけていただきます。年間を通じて食べられますが、祝い事やもてなしの席で作られることが多く、すき焼きの仕上げに三輪素麺を加える食べ方も奈良ならではです。

主な食材

鶏肉(大和肉鶏など)白菜しらたき焼き豆腐ねぎしいたけ大和きくな生卵または温泉卵

食文化

牛肉ではなく鶏肉を用いる点が奈良のすき焼き文化の特徴で、祝い事や来客時の「ハレの日」料理として家庭で親しまれてきました。仕上げに三輪素麺を加えるなど、奈良の他の名産品と組み合わせて食べる工夫も見られます。

有名店

大和肉鶏 613

奈良県橿原市北八木町

大和肉鶏専門店。鶏すきやきコースは5,000円程度(2名〜、5品)

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#かしわのすき焼き#大和肉鶏#郷土料理#すき焼き