
亀山みそ焼きうどんは、三重県亀山市のご当地グルメです。肉や野菜とうどんを鉄板で焼き、味噌をベースにしたたれで味付けします。昭和中期、亀山には国道1号を行き交うトラック運転手向けの食堂が多くあり、赤味噌を使ったホルモン焼きが出されていました。肉を焼いた後の鉄板に残る味噌だれで、うどんを焼いて食べたのが始まりとされます。2008年には、まちおこしを目指す市民グループ「亀山みそ焼きうどん本舗」が結成され、ご当地グルメとして広まりました。2011年の「中日本・東海B-1グランプリin豊川」では、1位のゴールドグランプリに選ばれています。市内の食堂やパーキングエリアなど、約20店で味わえるとされます(2020年時点)。香ばしい味噌の香りと、ピリッと甘辛い味がくせになると、リピーターの多い料理です。2024年度(令和6年度)には、文化庁の「100年フード」に認定されました。
発祥
昭和中期、国道1号を使うトラック運転手の空腹を満たすため、亀山には多くの食堂ができました。そこでは、赤味噌を使ったホルモン焼きが提供されていました。肉を焼いた後の鉄板に残った味噌だれにうどんを入れ、焼きうどんとして食べたのが始まりとされます。昭和30年代に、ある焼肉店がトラック運転手のために考えた特製味噌が原点だとする紹介もあります。
歴史
本来の食べ方は、鉄板で肉を焼く「亀山焼肉」を食べた後に、締めとしてうどんを入れるものでした。味は国道1号を走るドライバーの口コミで広がったといわれます。2008年、B級ご当地グルメでまちおこしを目指す市民グループ「亀山みそ焼きうどん本舗」が立ち上がりました。その活動を通じて、焼肉よりも焼きうどんの方が有名になりました。2023年の「東海・北陸B-1グランプリ」(四日市市)では、ブロンズグランプリ(3位)を獲得しています。
特徴
材料はうどんと味噌、調理法は「焼く」という、ごくシンプルな料理です。「鉄板」と「赤味噌」を使うことが大きな特徴とされます。たれは店ごとの秘伝で、数種類の国産味噌をブレンドしたり、ごまの風味を加えてピリ辛に仕上げたりと工夫されています。具には豚肉やホルモン、キャベツなどの野菜が使われます。鉄板で焼けた味噌の香ばしさと、甘辛い味わいが食欲をそそります。
主な食材
食文化
亀山市には、テーブルの鉄板で味噌だれの肉や野菜を焼く「亀山焼肉」の店が今も残っています。肉を食べた後にうどん玉を追加し、残った味噌だれで焼いて締めるのが地元流の楽しみ方です。うどん玉は150円程度で注文できる店もあります。
有名店
川森食堂
三重県亀山市関町古厩66-3
数種類の国産味噌をブレンドした秘伝の味噌で知られる食堂です。亀山みそ焼きうどんは550円(税込)程度で、鉄板で焼く亀山焼肉の「鉄板みそなべ」も味わえます。豚バラ肉とキャベツなどの野菜を、奥深い味の味噌で焼き上げます。
亀八食堂
三重県亀山市布気町1799
テーブルに置かれた大きな鉄板で、特製の味噌だれをからめた肉や野菜を自分で焼いて食べる焼肉店です。締めにうどん玉(150円程度)を加えると、肉と野菜のうま味と味噌を吸った焼きうどんになります。亀山焼肉の本来の食べ方を楽しめる店です。
| 川森食堂 秘伝のお味噌 | 川森食堂で使われている秘伝の味噌が、お土産として販売されています。家庭で肉や野菜、うどんを焼けば、店の味に近いみそ焼きうどんが作れます。価格は大720円、小320円(いずれも税込)程度です。 |
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| 亀山みそ焼きうどん(2食入) | 亀山市布気町にある「亀山ハイウェイオアシス館」のお土産コーナーで販売されている商品です。B-1グランプリ地方大会でゴールドグランプリを受けた亀山名物として紹介されており、2食入りで660円程度です。 |
| 株式会社安全 みそ焼きうどんたれ | 亀山市の株式会社安全が手がける、みそ焼きうどん用のたれです。400g入りのボトルで、亀山市のふるさと納税の返礼品にもなっています。うどんは付いていないため、好みの麺や具材を用意して使います。 |
よくある質問
Q. 亀山焼肉と亀山みそ焼きうどんはどう違うのですか?
A. 亀山焼肉は、味噌だれをからめた肉や野菜を鉄板で焼く料理です。亀山みそ焼きうどんは、もともとその締めとして、鉄板に残った味噌だれでうどんを焼いたのが始まりとされます。まちおこしの取り組みを通じて、焼きうどんの方が広く知られるようになりました。