常陸牛

Hitachi Gyu

常陸牛 1

画像: Wikimedia Commons

常陸牛は、茨城県内で生産される黒毛和種のうち、生後27カ月以上飼育され、日本食肉格付協会の格付でA・B4等級以上、かつ肉質の優れたものだけに与えられる茨城県のブランド和牛です。ルーツは天保3年(1832年)、水戸藩9代藩主・徳川斉昭が現在の水戸市見川町に「桜野牧」を開き、黒牛の飼育を始めたことに遡るとされます。昭和51年(1976年)、茨城県産牛銘柄確立推進協議会が優良な黒毛和種を「常陸牛」と命名し、翌年には茨城県常陸牛振興協会が設立されてブランドとして統一されました。リブロースやサーロイン、ヒレなどは赤身にほどよく脂の入った柔らかな霜降りが持ち味で、肩ロースやもも肉は焼肉やすき焼きに、外もも肉やすねは煮込み料理に向くなど、部位ごとの持ち味を生かした食べ方が楽しまれています。

発祥

常陸牛のルーツは、天保3年(1832年)に水戸藩9代藩主・徳川斉昭が現在の水戸市見川町に開いた牧場「桜野牧」に遡るとされます。ここで飼育された黒牛が、後の茨城県における黒毛和種畜産の基盤になったと伝えられており、水戸藩の殖産政策の一環として牛の飼育・改良が進められました。

歴史

昭和51年(1976年)7月、茨城県産牛銘柄確立推進協議会が発足し、県内で飼育される優良な黒毛和種を統一銘柄「常陸牛」と命名しました。翌昭和52年には生産者・食肉事業者・行政が一体となって茨城県常陸牛振興協会を設立し、飼養管理技術の向上や品質基準の徹底を進めた結果、全国的に知られるブランド和牛へと発展しました。

特徴

常陸牛は、生後27カ月以上飼育された黒毛和種のうち、日本食肉格付協会の格付でA・B4等級以上に格付けされた肉質の優れたものに限られます。リブロース・サーロイン・ヒレ・ランプは赤身にほどよく脂肪が入った柔らかな霜降りが特徴で、肩ロースやもも肉は焼肉やすき焼き向き、外もも・すね・ばら肉は煮込み料理に適するなど、部位ごとの持ち味を生かした調理が行われています。

食文化

茨城県内では水戸市を中心にステーキ店や焼肉店、すき焼き店で常陸牛が提供されており、県主催のイベントや物産展でもPRされています。近年はふるさと納税の返礼品としても人気を集め、県外への発信が進んでいます。

有名店

レストランイイジマ

茨城県水戸市見和2-251-10

昭和38年創業の常陸牛専門レストラン。常陸牛サーロインステーキは5,000円程度から

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