
日生カキオコは、岡山県備前市日生町で生まれたご当地グルメで、生牡蠣をふんだんに使ったお好み焼きです。日生は瀬戸内海に面した漁師町で、岡山県のカキ生産量の5割以上を占める一大産地として知られます。とろとろの生地に山盛りの千切りキャベツと新鮮な生牡蠣を合わせて鉄板で焼き上げるのが特徴で、水揚げされたばかりの牡蠣を使うため余分な水分が出にくく、焼いても縮まないプリプリとした食感が楽しめます。もともとは漁師が売り物にならない小粒や傷ものの牡蠣を持ち込んで食べていたのが始まりとされ、2002年に地元の「日生カキお好み焼き研究会」が「カキオコ」と名付けてPR活動を始めたことで全国的に知られるようになりました。
発祥
日生では昭和40年代からカキ養殖が盛んになり、漁師たちが売り物にならない小粒のカキや殻の傷ついたカキを近所のお好み焼き店に持ち込み、お好み焼きの具として食べるようになったのが始まりとされています。当初は地元の家庭や店で食べられる日常食で、特別な名前はついていませんでした。
歴史
2002年、日生のカキ入りお好み焼きの美味しさに感動した有志が「日生カキお好み焼き研究会」を結成し、ボランティアでPR活動を始めたことで「カキオコ」という呼び名が定着しました。2006年にはJR西日本のツアーに取り上げられ、2011年にはB-1グランプリに初参加で9位に入るなど、全国的な知名度を獲得していきました。
特徴
とろとろの生地に山盛りの千切りキャベツをさっと合わせて鉄板に広げ、日生産の新鮮な生牡蠣をたっぷりのせて焼き上げるのが特徴です。水揚げされたばかりの牡蠣は余分な水分が少なく、焼いても縮みにくいためプリプリとした食感が保たれます。旬は11月上旬から4月上旬で、この時期には多くのカキオコ専門店が営業します。
主な食材
有名店
ほり お好み焼き
岡山県備前市日生町日生886-5
1962年(昭和37年)創業、「カキオコ発祥の店」を掲げる人気店。日生カキオコは950円程度