秋田諸越

Akita Morokoshi

秋田諸越 1

秋田諸越は、小豆粉に砂糖などを混ぜて木型で成形し、じっくりと焼き上げる落雁の一種の郷土菓子です。江戸時代の宝永2年(1705年)、久保田藩4代藩主・佐竹義格が家臣の功をねぎらうために煎米菓子を作らせたことが始まりとされ、その後、菓子店「杉山壽山堂」の初代・杉山良作が小豆粉を用いた菓子を義格に献上したところ「諸々の菓子を越えて風味よし」と高く評価され、この一言が「諸越」という名の由来になったと伝わります(呼び名の起源には中国由来の「もろこし」に通じるとする説もあり、諸説あります)。300年以上にわたり作り継がれてきた歴史を持ち、口の中でほろりと溶ける上品な甘さと小豆の香ばしい風味が特徴で、今も秋田を代表する土産菓子として親しまれています。

発祥

秋田諸越の起源は、江戸時代の宝永2年(1705年)に久保田藩4代藩主・佐竹義格が、家臣の功績をねぎらうために煎米菓子を作らせたことにあると伝えられています。その後、秋田の菓子店「杉山壽山堂」の初代・杉山良作が、地元特産の小豆粉を用いて改良を重ねた菓子を義格に献上したことが、現在の形につながる転機になったとされます。

歴史

義格に献上された小豆粉の菓子は大変気に入られ、杉山家は御用商人の称号を授かったと伝わります。名の由来には、義格が「諸々の菓子を越えて風味よし」と評したことにちなむという説が広く知られていますが、中国伝来の穀物「もろこし」にちなむとする説も存在し、諸説あることには留意が必要です。戊辰戦争の折には奥州鎮撫の総督らに献上され、褒賞を受けたとも伝えられ、300年以上にわたり秋田の銘菓として作り継がれてきました。

特徴

小豆粉と砂糖を主原料とし、余分な水分を加えずに木型で成形してから低温でじっくり焼き上げる、落雁の一種に分類される干菓子です。口に含むとほろりと溶ける軽い口どけと、小豆本来の香ばしい風味・上品な甘さが特徴で、和三盆糖を使った上焼きタイプなど、店ごとに味わいの違いを楽しめます。

主な食材

小豆粉砂糖(和三盆糖など)水あめ

食文化

藩主への献上品として生まれた由緒から、慶弔の贈答品や来客へのもてなし菓子として秋田の家庭に根付いてきました。木型を使った焼き菓子であることから日持ちがよく、遠方への土産物としても長く重宝されています。

有名店

元祖 秋田諸越本舗 杉山壽山堂

秋田市川尻町字大川反233-199

宝永2年(1705年)創業と伝わる元祖の店。秋田諸越は10枚入594円程度〜

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秋田諸越(菓子舗榮太楼)明治16年(1883年)創業の秋田市の老舗和菓子店が手がける諸越。竿燈をあしらった商品など複数のラインナップがある購入先を見る →PR

よくある質問

Q. 「諸越」という名前の由来は何ですか?

A. 杉山壽山堂の初代・杉山良作が献上した小豆粉の菓子を、藩主・佐竹義格が「諸々の菓子を越えて風味よし」と評したことに由来すると伝えられています。ただし中国伝来の「もろこし」にちなむとする説もあり、由来には諸説があります。

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