白河だるまは福島県白河市で作られる張り子のだるまで、眉を鶴に、口ひげを亀に見立て、顔の両側に松と梅、口の下に竹を配した独特の絵付けから「白河鶴亀松竹梅だるま」とも呼ばれています。白河でのだるま作りは江戸時代前期にはすでに行われていたと伝えられますが、天明3年(1783年)の天明の大飢饉で疲弊した地域産業を立て直すため、白河藩主となった松平定信が、お抱え絵師・谷文晁にだるまの意匠を描かせて奨励したことで、現在に続く原型が完成したと伝えられています。毎年2月11日(建国記念の日)には白河市中心部で「白河だるま市」が開催され、約15万人もの人出でにぎわう、白河の冬を代表する風物詩となっています。
発祥
白河でのだるま作りは江戸時代前期、丹羽氏が藩主だった頃にはすでにだるま市で売られていた記録が残っています。その後、天明3年(1783年)に起きた天明の大飢饉で地域産業が疲弊する中、白河藩主となった松平定信が産業振興策のひとつとしてだるま作りを奨励し、お抱え絵師・谷文晁にだるまの意匠を描かせたことで、現在に続く白河だるまの原型が完成したと伝えられています。
歴史
谷文晁が描いたとされる眉を鶴、口ひげを亀に見立てた意匠は、顔の両側に松と梅、口の下に竹を配することから「白河鶴亀松竹梅だるま」と呼ばれ、白河ならではの縁起物として代々受け継がれてきました。以来、地元の職人が張り子の製法を守りながら家業として作り続け、現在は白河市横町の「佐川だるま製造所」と「白河だるま総本舗」の2店舗が中心となって伝統を継承しています。
特徴
白河だるまの最大の特徴は、眉を鶴、口ひげを亀に見立て、顔の両側に松と梅、口の下に竹を描き込んだ「鶴亀松竹梅」の意匠にあります。木型に和紙を張り重ねる張り子の技法で作られ、丸みを帯びた愛らしい形と、縁起の良い動植物をちりばめた華やかな顔立ちが、他産地のだるまと一線を画しています。毎年2月11日の「白河だるま市」では、思い思いの絵付けを施した「アートだるま」も披露されます。
技法
張り子
木型に和紙を幾重にも張り重ねて成形し、乾燥後に型を抜いて生地を作る技法。軽くて丈夫な仕上がりとなり、白河だるまの丸みのある形を生み出す基礎となっている。
使用される素材
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職人・工房
購入方法
- 佐川だるま製造所
- 白河市横町81。だるまの製造卸元として直接購入でき、絵付け体験も可能(要予約)。購入先を見る →PR
- だるまランド(白河だるま総本舗)
- 作業場・展示場・物販体験場などからなる体験型テーマパーク。個性豊かなオリジナルだるまも購入できる。購入先を見る →PR
体験施設
よくある質問
Q. 白河だるまの「鶴亀松竹梅」とは何ですか?
A. 眉を鶴、口ひげを亀に見立て、顔の両側に松と梅、口の下に竹を描く独特の意匠のことです。白河藩主・松平定信の依頼で絵師・谷文晁が描いたのが始まりと伝えられています。
Q. 白河だるま市はいつ開催されますか?
A. 毎年2月11日(建国記念の日)に白河市中心部で開催され、例年約15万人が訪れる白河の冬の風物詩となっています。